低AMHで体外受精を経験したことがある方は
こんなことを思ったことはありませんか。
「いつも同じ刺激法で他に自分に合った刺激法はないの?」
「卵巣を刺激する方法がたくさんあるけど、どの刺激法を選べばいいの?」
今日はAMHを参考にした卵巣刺激法についてお伝えします。
AMHってなに?という方はこちらの記事をご覧ください。
fertility-treatments.hatenablog.jp
AMH値を参考にした卵巣刺激法は以下となります。
卵巣刺激法の特徴
・自然周期法:薬をほとんど使わず、自然に育つ卵子を採卵する方法
・低卵巣刺激法:低用量の薬を使い、卵巣を穏やかに刺激する方法
・アンタゴニスト法:排卵を抑える薬を使わずに卵巣を刺激し、途中から排卵を防ぐ薬を使う方法
・ショート法:生理開始後すぐに排卵を抑える薬を使用し、卵巣を刺激する方法
・ロング法:排卵を抑える薬を生理周期の前から使い、卵巣を刺激する方法
・黄体ホルモン併用法:排卵を抑制するために、黄体ホルモンを併用しながら卵巣を刺激する方法
また、卵巣への刺激の強さ、卵巣刺激法の
メリット(◎、〇)、デメリット(△、×)を
まとめた表が以下となります。
例、1周期(1か月)の治療費用を抑えたい場合
⇒自然周期法、低卵巣刺激法
例、たくさん卵子を採りたい場合
⇒アンタゴニスト法、ショート法、ロング法、黄体ホルモン併用法
例、採卵前に排卵してしまうこと
(採卵中止)を極力避けたい場合
⇒ロング法、黄体ホルモン併用法
注意点
・上記表で△であったとしても、デメリットを補う工夫をしている場合もありますので、気になる場合はクリニック(病院)に質問することをおすすめします。
・上記表で採卵数◎の場合でも、採卵できないケースもあります。
低AMHのわたしがロング法を選択したとき、採卵数が0個でした。(ロング法はこの1回しかしていません)
さいごに
卵巣刺激法はクリニック(病院)によって主にしている刺激法が異なるため
自分がやりたい(やってみたい)刺激法を
主にしているクリニックを選択して治療をしましょう。
そして、他の刺激法をしたい場合は
他の刺激法を主にしているクリニックを探し
転院することをおすすめします。
例えば、料理人でも
フランス料理、日本料理、中国料理
なにを専門にしているかによって
調理法や知識の深さが変わってきます。
不妊治療クリニック(病院)も同様に
専門分野(主にしている刺激法)があります。
これまで通ってきた情もあるかとは思いますが
自分がやりたい(やってみたい)刺激法が出てきたときは
転院することをおすすめします。
余談ですが
わたしが「別の刺激法を試したいので転院したい」とお医者さんに伝えたとき
そのお医者さんから別の刺激法を
主にしているクリニックを
いくつか教えてもらったこともあります。
それくらい、転院することは普通なので
臆せず前に進みましょう。
まとめ
○低AMHに合った4つの刺激法
①自然周期法
②低卵巣刺激法
③アンタゴニスト法
④ショート法(アゴニスト法)
○刺激法のメリット、デメリットを参考に
やってみたい刺激法を選択しよう
○やってみたい刺激法を主にしているクリニック(病院)にいこう
クリニック(病院)の選び方が
わからない
自分に合ったクリニック(病院)を
見つけてほしい
という方は
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