体外受精をするにあたって、卵巣の刺激方法はたくさんあります。
低AMHは高刺激、低刺激どちらがいいの?と
モヤモヤすることはありませんか。
結論から言うと
どちらがいいと決められません。
クリニック(病院)の方針や
今月(今周期)の卵巣内の卵子の個数
過去の卵巣刺激に対する反応によりけりです。
わたしの場合は高刺激の方が
受精卵(初期胚※)の凍結にたどり着く個数が多かったです。
以下、低AMHのわたしが高刺激、低刺激をした結果をまとめましたので、参考にしてみてください。
刺激ってなに?という方はこちらの記事をご覧ください。
fertility-treatments.hatenablog.jp
不妊治療専門のAクリニックは不妊治療を開始したときから通っていました。
体外受精をはじめた頃に低刺激を3回行いました。
採卵数は平均2.7個でしたが
初期胚※の凍結数は平均0.3個にとどまるため
高刺激を開始しました。
アンタゴニスト法7回、黄体ホルモン併用法(PPOS)3回、ロング法1回の計11回行いました。
採卵数は平均1.4個
初期胚※の凍結数は平均0.6個でした。
ちなみに、4回胚盤胞※を目指しましたが成長が止まり、キャンセルとなっています。
(※)
初期胚:体外での受精後2~3日目にできる細胞の塊。
胚盤胞:体外での受精後5~6日目にできる細胞の塊。
Aクリニックでの初期胚の2個移植の妊娠判定が化学流産だったため
不妊治療専門のBクリニックへ転院しました。
初回に低刺激を行いましたが卵子の成長が進まず
採卵をキャンセルしました。
高刺激を2回行い(アンタゴニスト法1回、黄体ホルモン併用法(PPOS)1回)
採卵数は平均1.5個
初期胚の凍結数は平均1個でした。
Bクリニックでの初期胚の2個移植で妊娠が陰性だったため
凍結した初期胚が残っているAクリニックに戻りました。
低刺激はせず
6回すべて高刺激を行い(アンタゴニスト法2回、黄体ホルモン併用法(PPOS)4回)
採卵数は平均1.8個
初期胚の凍結数は平均0.7個でした。
他の刺激種類を試したかったため、不妊治療センターのあるC病院へ転院しました。
低刺激はせず
5回すべて高刺激を行い(ショート法)
採卵数は平均2個
初期胚の凍結数は平均1個でした。
今もC病院に通院しています。
以上が低AMHのわたしが高刺激、低刺激をした結果をまとめです。
(2019年9月~2024年8月現在)
お伝えしたいことは3点です。
○低AMHの不妊治療は長期間で考える
⇒一度に採卵できる個数、凍結できる個数が少ないため、妊娠できるまでにある程度の時間がかかると心構えしておく!
○他人と比べても意味がないと開き直る
⇒じぶんはじぶん、他人は他人、聞きたくない話は聞かない、気乗りのしないことはしない!
○色々な刺激法を試してみる
⇒卵子は今が一番若いので、この刺激法をしてみたいと思ったらすぐに行動しよう!
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