だれも教えてくれない 不妊治療

39歳、妊活をはじめて7年経過(*‘ω‘ *)

長期休暇中の不妊治療の注意点(低AMH、35歳以上の人向け)

年末年始やゴールデンウィークなどの

長期休暇は一般的には楽しみなイベントですが

不妊治療をしている人にとっては

もどかしい時期になる可能性があります。

 

それは、クリニックや病院が休業のため

希望しないお休み周期になってしまうからです。

 

わたしも希望しないお休み周期

今まで何回か経験しました。

 

低AMHのわたしにとって

毎回とれる卵の数が少ないので

「毎月採卵をしたい」と思っていました。

月経が来たので、次の採卵計画を立てようとクリニックに行ったところ

クリニックの休業日に採卵予定日が重なり

結果としてお休み周期となりました。

 

今日は、希望しないお休み周期を防ぐ工夫、治療法をお伝えします。

 

希望しないお休み周期を防ぐ工夫

クリニック、病院の長期休業日を把握

 逆算して治療を開始する

 

クリニック、病院は2か月ほど前には休業日が決まっています。

休業日が掲示されていない場合は、こちらから確認することをお勧めします。

そして、お医者さんに

長期休業日と採卵予定日が重なることを避けたい」と、相談をしてください。

 

2か月前であれば、希望に沿った治療計画を立てられます。

ちなみに、休業日の2か月前の段階

休業日を踏まえた治療計画をお医者さんから案内してくれることはないので

こちらから相談しましょう

 

希望しないお休み周期を防ぐ治療法(体外受精

ランダムスタート法で長期休業前に採卵をする

ランダムスタート法とは

月経周期に関係なく治療を開始し、採卵する方法です。

卵巣刺激の方法は

自然周期、低刺激周期、アンタゴニスト法、黄体ホルモン併用法(PPOS)など様々です。

 

卵巣刺激方法の特徴についてはこちらの記事をご覧ください。

 

fertility-treatments.hatenablog.jp

 

おすすめな人

低AMHの人

35歳以上の人

 

特徴

月経周期のいつからでも始められること

注射薬の使用量が増える可能性があること

 

注、)実施しているクリニック、病院が限られているため、確認をしてください。

 

【番外編】

365日営業しているクリニック※に通う

⇒休業日を気にしなくていい

自然周期を専門にしているクリニックが多いです。

 

今日は

希望しないお休み周期を防ぐ工夫、治療法をお伝えしました。

クリニック、病院の長期休業日を把握し、逆算して治療を開始する

お医者さんへ相談しましょう

ランダムスタート法で長期休業前に採卵をする

この治療法を実施しているか確認しましょう

 

ちなみに、長期休暇はゆっくり休みたい

という方は

お休み周期を選択し、長期休暇を楽しむということも大いにアリです!

リフレッシュはとても大事です!!

 

 

不妊治療をしている中で

 

他に治療法がないか気になっている

お医者さんにどう相談したらいいかがわからない

 

という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

あなたのサポートをさせて頂きます。(初回無料)

 

 

 

 

 

新鮮胚移植で短期妊娠、低AMHにおすすめ

不妊治療をしていると

妊娠までの道のりが長い」と感じることはありませんか?

特に、体外受精では治療を開始してから

妊娠判定まで数か月かかるので

もどかしい思いをされている方も多いと思います。

わたしもその1人です。

 

体外受精短期妊娠する方法はあります!

今日はその方法についてお伝えします。

 

結論から言うと、新鮮胚移植をすると

最短1か月ほどで妊娠判定までたどりつきます。

新鮮胚移植ができる条件もあるので、後ほどお伝えしますね。

 

体外受精は妊娠判定までに大きく

3ステップあります。

①採卵卵子を摘出する

②受精精子卵子を合わせる

③移植:受精卵(胚)をからだに戻す

 

治療期間を短くできる場面は

②受精】から【③移植】までの

期間をあけないことです。

 

体外受精でできる受精卵(以降、胚といいます)は2種類です。

1、凍結胚

2、新鮮胚

 

1、凍結胚を使用した移植

(以降、凍結融解胚移植といいます)

⇒赤ちゃんのもとになる胚を

 冷凍保存しておいて後で体に戻す方法。

 

・メリット:子宮内膜を整えた状態で戻すことができるため、妊娠しやすい場合がある

・デメリット:妊娠判定までに時間や費用が少し増える

 

(スケジュール例)

10月中旬 治療開始

11月初旬 ①採卵、②受精⇒胚を冷凍

11月中旬 月経 

12月初旬 胚を解凍⇒③移植

12月中旬 妊娠判定

 

2、新鮮胚を使用した移植

(以降、新鮮胚移植といいます)

⇒受精してすぐの赤ちゃんのもとになる胚を

 冷凍せずにそのまま体に戻す方法。

 

・メリット:治療が早く進む(妊娠判定までの期間を短くできる)

・デメリット:子宮内膜が整っていない場合、妊娠率が下がることがある

 

(スケジュール例)

10月中旬 治療開始

11月初旬 ①採卵、②受精

11月中旬までに③移植

11月下旬 妊娠判定

 

新鮮胚移植ができる条件は以下のケースです。

採卵で黄体ホルモン併用法(PPOS)※をしていないこと

子宮内膜が厚くなること

・1回の受精で移植に必要な状態の胚が獲得できること

新鮮胚移植が有効なケース

 

注、複数個の胚を獲得できた場合は

  新鮮胚移植に使用する胚以外は凍結することになります。

 

黄体ホルモン併用法(PPOS)排卵を抑制するために、黄体ホルモンを併用しながら卵巣を刺激する方法。このホルモンが子宮内膜へ影響を与え、胚を受け入れる準備が整わないため、凍結融解胚移植を行うのが一般的

 

凍結融解胚移植の方が妊娠率が高いと言われるケースもありますが

最近は新鮮胚移植も見直され

条件が合えば妊娠率がいいと言われています。

 

確かに、わたしの場合も

凍結融解胚移植新鮮胚移植

どちらも経験がありますが

どちらの状態の胚であっても

妊娠判定が出たため

①採卵する周期で子宮内膜が厚くなるのであれば

短期妊娠できる

新鮮胚移植を選択するのも1つかと思います。

 

特に低AMHの場合

1度に採卵できる個数が少ないため

①採卵複数回繰り返すこともあります。

②受精】から【③移植】までの期間を短くすることで

治療期間を有効に活かしたいという方には

新鮮胚移植がおすすめです。

 

新鮮胚移植に興味を持った方は

不妊治療専門のクリニック、病院に

新鮮胚移植をしているかどうかを確認してみてください

新鮮胚移植を実施していないクリニックもあります

 

 

クリニック、病院の方針によって

実施している治療実施していない治療があります。

 

短期妊娠したい!!

 

という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

あなたのサポートをさせて頂きます。(初回無料)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

低AMHは高刺激、低刺激のどちらがいいか?

体外受精をするにあたって、卵巣の刺激方法はたくさんあります。

低AMH高刺激低刺激どちらがいいの?と

モヤモヤすることはありませんか。

 

結論から言うと

どちらがいいと決められません

 

クリニック(病院)の方針

今月(今周期)の卵巣内の卵子の個数

過去の卵巣刺激に対する反応によりけりです。

わたしの場合は高刺激の方が

受精卵(初期胚※)の凍結にたどり着く個数が多かったです。

 

以下、低AMHのわたしが高刺激低刺激をした結果をまとめましたので、参考にしてみてください。

刺激ってなに?という方はこちらの記事をご覧ください。

fertility-treatments.hatenablog.jp

 

(2019/9~2022/4)Aクリニックでの採卵、初期胚凍結の平均個数

不妊治療専門のAクリニックは不妊治療を開始したときから通っていました。

体外受精をはじめた頃に低刺激を3回行いました。

採卵数は平均2.7個でしたが

初期胚※の凍結数は平均0.3個にとどまるため

高刺激を開始しました。

アンタゴニスト法7回、黄体ホルモン併用法(PPOS)3回、ロング法1回の計11回行いました。

採卵数は平均1.4個

初期胚※の凍結数は平均0.6個でした。

ちなみに、4回胚盤胞※を目指しましたが成長が止まり、キャンセルとなっています。

(※)

初期胚:体外での受精後2~3日目にできる細胞の塊。

胚盤胞:体外での受精後5~6日目にできる細胞の塊。

(2022/4~2022/11)Bクリニックでの採卵、初期胚凍結の平均個数

 

Aクリニックでの初期胚の2個移植の妊娠判定が化学流産だったため

不妊治療専門のBクリニックへ転院しました。

初回に低刺激を行いましたが卵子の成長が進まず

採卵をキャンセルしました。

高刺激を2回行い(アンタゴニスト法1回、黄体ホルモン併用法(PPOS)1回)

採卵数は平均1.5個

初期胚の凍結数は平均1個でした。

(2022/11~2023/12)Aクリニックでの採卵、初期胚凍結の平均個数

Bクリニックでの初期胚の2個移植で妊娠が陰性だったため

凍結した初期胚が残っているAクリニックに戻りました。

低刺激はせず

6回すべて高刺激を行い(アンタゴニスト法2回、黄体ホルモン併用法(PPOS)4回)

採卵数は平均1.8個

初期胚の凍結数は平均0.7個でした。

(2024/1~2024/8現在)C病院での採卵、初期胚凍結の平均個数

他の刺激種類を試したかったため、不妊治療センターのあるC病院へ転院しました。

低刺激はせず

5回すべて高刺激を行い(ショート法)

採卵数は平均2個

初期胚の凍結数は平均1個でした。

今もC病院に通院しています。

 

以上が低AMHのわたしが高刺激、低刺激をした結果をまとめです。

(2019年9月~2024年8月現在)

 

お伝えしたいことは3点です。

低AMH不妊治療は長期間で考える

⇒一度に採卵できる個数、凍結できる個数が少ないため、妊娠できるまでにある程度の時間がかかると心構えしておく!

他人と比べても意味がないと開き直る

じぶんはじぶん他人は他人聞きたくない話は聞かない気乗りのしないことはしない

色々な刺激法を試してみる

卵子は今が一番若いので、この刺激法をしてみたいと思ったらすぐに行動しよう

 

終わりのない不妊治療が

 不安

他人と比べてしまい

 つらくなる

転院する

 勇気が持てない

という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

あなたのサポートをさせて頂きます。(初回無料)

 

 

 

低AMHに合った刺激法はなに?

低AMH体外受精を経験したことがある方は

こんなことを思ったことはありませんか。

 

「いつも同じ刺激法で他に自分に合った刺激法はないの?」

「卵巣を刺激する方法がたくさんあるけど、どの刺激法を選べばいいの?」

 

今日はAMHを参考にした卵巣刺激法についてお伝えします。

AMHってなに?という方はこちらの記事をご覧ください。

fertility-treatments.hatenablog.jp

AMH値を参考にした卵巣刺激法は以下となります。

AMHと卵巣刺激法のタイプ
成田収著 不妊治療 体外受精のすすめより一部改変

卵巣刺激法の特徴

自然周期法:薬をほとんど使わず、自然に育つ卵子を採卵する方法

低卵巣刺激法:低用量の薬を使い、卵巣を穏やかに刺激する方法

アンタゴニスト法排卵を抑える薬を使わずに卵巣を刺激し、途中から排卵を防ぐ薬を使う方法

ショート法:生理開始後すぐに排卵を抑える薬を使用し、卵巣を刺激する方法

ロング法排卵を抑える薬を生理周期の前から使い、卵巣を刺激する方法

黄体ホルモン併用法排卵を抑制するために、黄体ホルモンを併用しながら卵巣を刺激する方法

 

また、卵巣への刺激の強さ、卵巣刺激法

メリット(◎、〇)デメリット(△、×)

まとめた表が以下となります。

卵巣への刺激の強さ
卵巣刺激法のメリット(◎、〇)デメリット(△、×)

例、1周期(1か月)の治療費用を抑えたい場合

⇒自然周期法、低卵巣刺激法

例、たくさん卵子を採りたい場合

⇒アンタゴニスト法、ショート法、ロング法、黄体ホルモン併用法

例、採卵前に排卵してしまうこと

採卵中止を極力避けたい場合

⇒ロング法、黄体ホルモン併用法

 

注意点

・上記表でであったとしても、デメリットを補う工夫をしている場合もありますので、気になる場合はクリニック(病院)に質問することをおすすめします。

・上記表で採卵数◎の場合でも、採卵できないケースもあります

低AMHのわたしがロング法を選択したとき、採卵数が0個でした。(ロング法はこの1回しかしていません)

 

さいごに

卵巣刺激法クリニック(病院)によって主にしている刺激法が異なるため

自分がやりたい(やってみたい)刺激法を

主にしているクリニックを選択して治療をしましょう

そして、他の刺激法をしたい場合

他の刺激法を主にしているクリニックを探し

転院することをおすすめします。

 

例えば、料理人でも

フランス料理、日本料理、中国料理

なにを専門にしているかによって

調理法や知識の深さが変わってきます。

 

不妊治療クリニック(病院)も同様に

専門分野(主にしている刺激法)があります。

これまで通ってきた情もあるかとは思いますが

自分がやりたい(やってみたい)刺激法が出てきたとき

転院することをおすすめします。

 

余談ですが

わたしが「別の刺激法を試したいので転院したい」とお医者さんに伝えたとき

そのお医者さんから別の刺激法を

主にしているクリニックを

いくつか教えてもらったこともあります。

それくらい、転院することは普通なので

臆せず前に進みましょう。

 

まとめ

低AMHに合った4つの刺激法

自然周期法

低卵巣刺激法

アンタゴニスト法

ショート法(アゴニスト法)

刺激法メリットデメリットを参考に

やってみたい刺激法を選択しよう

○やってみたい刺激法を主にしているクリニック(病院)にいこう

 

クリニック(病院)の選び方が

 わからない

自分に合ったクリニック(病院)を

 見つけてほしい

という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

あなたのサポートをさせていただきます。(初回無料)

 

 

低AMHは自然妊娠できない?

低AMHだったら自然妊娠できないの?と

不安に思っていませんか。

 

結論から言うと

低AMHでも自然妊娠できます!!

 

今日、お伝えしたいことは以下3点です。

低AMHでも自然妊娠できる

自然妊娠年齢関係がある

③子どもを望んで6か月以上経過している方は調べることをおすすめ

 

低AMHでも自然妊娠できる

そもそも、不妊治療をしていない人はAMHという言葉すら知りません。

AMHってなに?という方はこちらの記事をご覧ください。

 

fertility-treatments.hatenablog.jp

 

自然妊娠※している人が実は低AMHだという可能性もある」と

お医者さんがおっしゃっていました。

 

自然妊娠排卵周期に合わせて夫婦生活を行い、卵子精子が受精し子宮内に着床すること。

 

自然妊娠年齢関係がある

以下の表を見ていただくと

年齢が上がるとともに

妊娠確率が下がります。

 

25〜29歳で1年間での妊娠確率が78%

35〜39歳で1年間での妊娠確率が52%

40〜44歳で1年間での妊娠確率が36%

1年間避妊しないで性交渉をした場合の年代別妊娠確率
海外のデータ(M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition )より

 

③子どもを望んで6か月以上経過している方は調べることをおすすめ

【1周期(排卵1回)当たりの妊娠率】

25歳⇒25%~30%

30歳⇒25%~30%

35歳⇒18%

40歳⇒5%

45歳⇒1%

引用:海外のデータ(M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition )より

 

言い換えると

30歳4か月妊娠することになり

35歳6か月妊娠することになります。

 

不妊治療自然妊娠を目指す

タイミング法※から

人工受精※、体外受精※へステップアップ

(高度な治療内容に)することを

お医者さんから推奨されるされるのも

6周期を終了したときです。

(年齢によって多少前後します)

 

※タイミング法:ホルモン検査、超音波検査をすることで、排卵日と排卵時間をを予測し、夫婦生活を行うことで、自然妊娠を目指す方法

※人工受精:排卵時期に合わせて、洗浄濃縮したパートナーの精子を子宮内に注入する方法。

体外受精:採卵手術により排卵直前に体内から取り出した卵子を体外で精子と受精させる治療。

 

自然妊娠

以下4つの過程がすべてうまくいくことが必要です。

①卵巣から排卵する

排卵した卵子が卵管を通っている間に精子と出会って受精する

③受精卵が卵管を通り、子宮に到着する

④子宮の内膜に着床する

 

どれか1つでもうまくいかないと

自然妊娠は難しくなりますので

子どもを望んで6か月以上経過している方は調べることをおすすめします

 

本日のまとめ

低AMHでも自然妊娠できる

自然妊娠年齢関係がある

③子どもを望んで6か月以上経過している方は調べることをおすすめ

 

病院(クリニック)の選び方が

 わからない・不安

周りに相談できる人がいないので

 話を聞いてほしい

という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

あなたのサポートをさせていただきます。(初回無料)

低AMHは早期閉経ってこと?

AMHが低いと、「わたし、閉経が近いの?」と

不安に思ってしまうことはありませんか。

わたしも不安でお医者さんに聞いたことがあります。

 

結論からいうと

低AMHであっても、多くの方は早期閉経ではない】です。

 

低AMHを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

fertility-treatments.hatenablog.jp

 

早期閉経とは

40歳未満の早い時期に月経が来なくなることを言います。

原因として明らかなものは1~2割程度です。

また、このような状況の方を生殖医療では

早発卵巣不全といいます。

30歳未満で0.1%

40歳未満で1%

と言われています。

イメージ

早発卵巣不全の診断基準は以下2つに該当することです。

4か月以上月経がない

4週間以上間隔をあけて

 【FSH※>25 IU/l】が2回検出

※FSH:卵胞刺激ホルモン(卵胞の発育に必要なホルモン)

 

早発卵巣不全と診断を受けた方が

自然妊娠した確率

1.5%~4.8%と報告されています。

(Management of women with premature ovarian insufficiency

Guideline of the European Society of Human Reproduction and Embryology

POI Guideline Development Group December 2015)

 

ちなみに、不妊治療をしている限り

薬剤で月経を起こすこともできるため

閉経にはなりえないとのことです。

 

本日のまとめです。

低AMHであっても

多くの方は早期閉経ではない

不妊治療をしている限りは

閉経にはならない

③気になる方、心配な方は

お医者さんに聞いてみよう

 

とはいっても、

お医者さんへ相談しづらい

どう質問したらいいかがわからない

お医者さんの話がわかりづらい という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

あなたのサポートさせていただきます。(初回相談無料)

 

 

 

低AMHの原因はなに?

なぜ、自分が低AMHなのかと考え込んでしまうことはありませんか。

わたしも他人と比べて、体外受精のときに採卵できる卵子の数が少なく、落ち込むこともありました。

 

今日は低AMHの原因についてお伝えします。

【低AMHとはなにか】を詳しく知りたい方は

fertility-treatments.hatenablog.jp

をご覧ください。

 

低AMHの原因は7点です。

加齢

卵巣手術歴あり(卵巣のう腫、チョコレートのう胞など)

がん治療歴あり(手術、化学療法、放射線療法など)

遺伝子変異(染色体の異常)※1

自己免疫疾患甲状腺疾患などの副腎機能不全)※2

感染おたふく風邪

原因不明(特発性)

 

AMHが低下する原因のほとんどは【加齢】といわれています。

ただ、年齢が若くてもAMHが低い場合もあります。

加齢を除いた低AMHの内訳で

1番の原因は

【原因不明(特発性)】で全体の50~90%。

2番の原因は

【遺伝子変異(染色体の異常)】で全体の10~12%。

 

低AMHの1番の原因は

【原因不明】なの?!

 

ツッコミたくなる気持ちはありますが

今の医学では解明できていないことが多いという現状です。

 

仮に、原因を特定し、治療をしたとしても

AMHの数値が改善することは

ありません

 

言えることは

【今ある卵子、卵巣を大切にする】ことが

妊娠、出産に向けて重要だということです。

 

具体的に【今ある卵子、卵巣を大切にする】とは

どういう行動をすることかというと

 

ストレスを溜めない

喫煙をやめる

運動する

毎食たんぱく質をとる

入浴する

よく寝る

 

がハードルが高くて、それこそストレスを溜めてしまいそう・・・

という方は、以下をまず1つでもいいのではじめてみましょう

 

ストレスを発散する

喫煙を減らす

歩く時間を1日5分増やす、大股で歩く

コンビニ食を減らす

シャワーで内くるぶしから膝まで温める

5分早く寝る

 

また、体外受精をはじめるというのも

【今ある卵子、卵巣を大切にする】方法の1つです。

 

自然妊娠では、卵巣内にいくつか卵子があったとしても

卵巣からでてくるのは毎月1個です。

これに対し、

体外受精では、複数個の卵子を卵巣から採ることができます。

 

言い換えると、

今ある卵子を大切に生かすことができます。

 

ご夫婦で話し合うことかと思いますが

できるだけ早く、妊娠・出産したい方

低AMHの方

体外受精をはじめることをおすすめします

 

今日は低AMHの原因についてお伝えしました。

◎加齢を除いた、低AMHの1番の原因

【原因不明】

◎原因を特定し、治療をしたとしても

【AMHの数値は改善しない】

◎重要なこと

【今ある卵子、卵巣を大切にする】

 

周りに低AMHの人がいなくて心細い

体外受精をはじめることが不安

妊娠、出産できない原因を探すことに疲れた という方は

お問い合わせフォームから【相談】とメールをください。

 

あなたのサポートさせていただきます。(初回相談無料)

 

 

注釈

※1:X染色体の数的・構造的異常(Turner症候群、脆弱X症候群)Y染色体の存在(真性半陰陽、混合型性腺異形成症)

※2:甲状腺疾患、副甲状腺機能低下症、下垂体炎、1型糖尿病、SLE、シェーグレン症候群、関節リウマチ、免疫性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血、白斑、円形脱毛症、セリアック病、炎症性腸疾患、原発性胆汁性肝硬変、糸球体腎炎、多発性硬化症、重症筋無力症、アジソン病